あなたがレンツロを回転させたまま引き抜くと根管壁が傷つきます。
レンツロは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)のもとで「管理医療機器(クラスⅡ)」に分類されています 。一般的名称は「電動式歯科用歯内ペーストキャリヤ」で、医療機器承認番号は22200BZX00005000です 。 do.dental-plaza(https://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/4334340000/)
クラスⅡとは、「不具合が生じた場合に人体へのリスクが比較的低い」とされる区分です 。ただし「比較的低い」は「リスクなし」とは異なります。適合性認証基準のある機器は登録認証機関による第三者認証、基準のない機器はPMDAによる承認が必要となります 。つまり、管理医療機器として適正な取り扱いと保管が求められます。 vector(https://www.vector.com/jp/ja/know-how/vj-columns/medical/vj-columns230126/)
クラスⅡにはMRI装置や電子内視鏡なども含まれており、決して「簡易な器材」ではありません 。レンツロを単なる「塗り込む道具」として扱うのではなく、承認された使用方法に従って使用することが法令上の義務です。これは原則です。 vector(https://www.vector.com/jp/ja/know-how/vj-columns/medical/vj-columns230126/)
レンツロのサイズは「長さ」と「番号(太さ)」の2軸で分類されます 。長さは17mm(S)・21mm(L)・25mm(XL)の3種類があり、番号は#1〜#4まで展開されています 。 fdpm.co(http://fdpm.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/08/5a62c45bd27dde797772f2b9c63a434d.pdf)
| 長さ区分 | 長さ | 適応の目安 |
|--------|------|----------|
| S(ショート) | 17mm | 短い根管、前歯など |
| L(ロング) | 21mm | 標準的な根管長 |
| XL(エクストラロング) | 25mm | 長い根管、大臼歯など |
番号(#)が大きくなるほど直径が太くなります 。根管の作業長・拡大サイズに対してレンツロの長さと番号が合っていないと、ペーストの塗布が不均一になります。これは使えそうな知識です。 do.dental-plaza(https://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/4334340000/)
アソートタイプ(17mm・21mm各#2・#3の4本セット)も市販されており、多くの症例をカバーできる構成になっています 。ただし、特殊な根管形態では個別選択が必要です。根管の長さを作業長測定器で事前に正確に把握した上でサイズを決定するのが基本です。 fdpm.co(http://fdpm.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/08/5a62c45bd27dde797772f2b9c63a434d.pdf)
レンツロを用いた根管充填の基本手順は明確に定められています 。まず少量のシーラーやペーストをレンツロ先端に付着させ、根管内へ挿入します。挿入後に低速回転を開始し、根管壁にペーストを塗布します 。 bee.co(https://bee.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/9a62b4283ab42816329c41e2a0272104.pdf)
引き出す際は「軽く根管壁に押し付けながら引き出す」のが正しい操作です 。これがポイントです。回転させたまま無抵抗に引き出すだけでは根管壁への均一な塗布ができず、未塗布部分が残るリスクがあります。 bee.co(https://bee.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/9a62b4283ab42816329c41e2a0272104.pdf)
太い根管の場合は、ペーストを先端に塗布したアクセサリーポイントを併用し、スプレッダーで側方加圧する方法が推奨されています 。根管充填終了後は、練板・スパチュラ・レンツロに付着したペーストをすぐにアルコール綿で拭き取ることが必須です 。硬化してしまうと器材の洗浄が困難になります。厳しいところですね。 gc-showayakuhin(https://www.gc-showayakuhin.com/medical/contents/inst/pi/cap_eq_pi.pdf)
📄 GC昭和薬品:キャナルスペーストの添付文書(レンツロ使用法の記載あり)
レンツロが使用される根管充填材(シーラー)にはいくつかの種類があり、それぞれに特性があります 。代表的なものとして、酸化亜鉛系・水酸化カルシウム系・レジン系(AHプラス等)・MTA系が挙げられます。 kuribayashi-dc(https://kuribayashi-dc.com/2025/09/03/tooth-blog-869/)
レジン系シーラーのAHプラスはデンツプライシロナ製で、レンツロと同じメーカーが承認を取得しています 。硬化時間が比較的長いため、レンツロ操作後の器材清掃に余裕がありますが、硬化後の除去は困難です。これだけ覚えておけばOKです。 dentsplysirona(https://www.dentsplysirona.com/content/dam/master/regions-countries/apac/japan/documents/regulatory-approval-information.2025Jan.pdf)
📄 歯科医師国家試験ブログ:レンツロを使ったシーラー充填の国試的ポイント解説
歯科医師国家試験においては、「根管充填時に用いる器具」として出題された場合、レンツロが正解肢の一つとなるケースがあります 。ただし、実際の臨床では大学の実習によって使用器具が異なることがあります 。意外ですね。 ameblo(https://ameblo.jp/dentalkokushi/entry-12099365920.html)
臨床現場での実態と国試の基準が必ずしも一致しないという点は、新人歯科医師・歯科衛生士にとって混乱の原因になりやすい部分です。「実習でやった方法」と「国試で正解とされる方法」の乖離をあらかじめ把握しておくことで、臨床導入時のリスクを下げられます。これは使えそうです。
また、レンツロは電動(低速ハンドピース)での使用が前提ですが、操作時の回転数管理も重要です 。高速回転でのペースト塗布は根管壁へのダメージと過充填リスクを高めます。低速回転での丁寧な操作が、根管充填の長期予後に直接影響します。根管充填の成否が長期予後を左右するという点は、見落とされやすい独自視点の一つです。 bee.co(https://bee.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/9a62b4283ab42816329c41e2a0272104.pdf)
検索結果を確認しました。「マルチボンド 創建」は建材メーカーの株式会社創建が製造・販売する建築用接着剤「マルチボンドネオ」のことで、歯科用製品ではありません。これは建築・内装工事向けの変成シリコーン系接着剤です。 aunworks(https://www.aunworks.jp/product/21106)
歯科医従事者向けとのご指示がありますが、「マルチボンド 創建」は建築資材メーカー(株式会社創建)の内装用接着剤であり、歯科分野とは無関係の製品です。 soken-sss.co(https://www.soken-sss.co.jp/wp-content/uploads/2021/01/sds_44107_2021.pdf)
ご指定の組み合わせについて確認させてください。
- 「創建のマルチボンドネオ」:株式会社創建が製造する建築用内装接着剤(ビニール巾木・ソフトアングル等の接着に使用)です item.rakuten.co(https://item.rakuten.co.jp/vivakenzai/s-44107/)
以下のいずれかをご確認いただけますか?
1. 「トクヤマデンタルのマルチボンドⅡ」(歯科接着用レジンセメント)について歯科向け記事を書きたい
2. 「創建のマルチボンドネオ」(建築用接着剤)について建築・内装業者向け記事を書きたい
3. 別の製品・ターゲットの組み合わせをお考えの場合は詳細をお知らせください