あなた、15分足りないだけで返還です。

新規個別指導で最初に意識したいのは、何を請求したかではなく、その請求を裏づける記録があるかです。北海道厚生局の令和7年度資料では、歯科の指摘割合は診療録等89.2%、医学管理等87.7%、処置87.7%で、まずカルテまわりが重点確認される構図がはっきり出ています。 結論は記録です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
当日は、出席者確認、持参資料の点検、目的説明のあと、指定された診療録や帳票類の整合性を見られる流れが一般的です。民間の歯科向け解説でも、カルテ、帳票、技工指示書、衛生士記録などの突合が要点として整理されています。 ここが入口ですね。 3tei(https://3tei.jp/news/wo-ek-6K)
つまり「難しい症例を説明できるか」よりも、「誰が見ても請求根拠が追えるか」が問われます。特に新規個別指導は、請求技術そのものより、日常運用が保険診療のルールに乗っているかを確かめる色合いが強いです。 つまり再現性です。 refree(https://refree.biz/individual/)
診療録では、第1面の部位、傷病名、開始年月日、終了年月日、転帰の記載がない、または誤っている点が代表的な指摘です。さらに、レセコン作成カルテでも、実際に診療を行った保険医の署名または記名押印がない例が指摘されています。 診療録が基本です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
歯科技工指示書も軽く見られるわけではありません。患者氏名、設計、作成方法、使用材料、発行年月日、発行した歯科医師名などの必要事項が欠けると指摘対象で、歯科衛生士が行った業務記録を作成していない点も明確に挙げられています。 書類一式が対象です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
新規個別指導の通知を受けた段階では、事前提出資料の準備も外せません。近畿厚生局では、歯科の「保険医療機関の現況」を提出期限までにメール送付し、通知記載のパスワード設定を求めています。 提出期限があります。 kouseikyoku.mhlw.go(https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/hokkaido/000484615.pdf)
この段階で有効なのは、カルテ、レセプト、技工指示書、衛生士記録を患者単位で横並び確認することです。リスクは「単独では正しそうに見えるが、横に並べると食い違う」場面にあります。整合確認が狙いなら、指導前に1日分だけでも監査表で突き合わせる方法が現実的です。 1日分でも効果的です。 insite.co(https://www.insite.co.jp/shikakaigyotopics/individual-lesson01/)
意外ですが、返還は大きな不正請求だけで起きるわけではありません。初・再診料では15件の指摘のうち13件が返還で、返還割合は86.7%でした。 痛いですね。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
例えば、診療が継続しているのに初診料を算定したケースや、健康診断と同時に保険給付対象診療を行ったのに算定できない初診料を請求したケースが挙げられています。加えて、歯科診療特別対応加算でも、当日の患者状態をカルテに書いていないだけで指摘されています。 算定要件が条件です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
医学管理では、歯科疾患管理料158件、歯科衛生実地指導料20件の指摘があり、歯科衛生実地指導料は「15分以上実施していない」こと自体が具体的な指摘例です。15分は診療チェアで少し長めの歯面清掃説明をする程度の時間ですが、体感で短いと思っても未達なら通りません。 15分は必須です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
画像診断でも、必要性の認められないエックス線やパノラマ撮影、診断所見の記載不足が指摘されています。処置では、加圧根管充填後にエックス線で充填状態を確認していない例、手術では難抜歯加算の適応を満たさない例も挙げられ、記録不足と算定誤りが一体で見られています。 記載だけでなく適応です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
当日の受け答えは、うまく話すことより、確認できる資料に沿って短く答えることが大切です。診療録とレセプトが一致しない例について、厚生局資料は「主治医自らが照合し確認すること」と明記しています。 つまり照合です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
聞かれやすいのは、「この管理料を算定した根拠は何か」「なぜこの撮影が必要だったか」「衛生士へ何を指示したか」といった、請求の根拠がカルテ上で追えるかどうかです。ここで説明を広げすぎると、かえってカルテ記載とのずれが生まれやすくなります。 短く答えるのが基本です。 3tei(https://3tei.jp/news/wo-ek-6K)
実務では、答え方を院長だけで抱え込まないほうが安全です。衛生士記録や訪問指導の時刻管理のように、担当職種が作る記録が根拠になる場面では、直前に「この患者は何を見せる予定か」を1枚メモにして共有するだけで混乱を減らせます。 共有なら問題ありません。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
受け答えの場面対策としては、想定問答集を増やすより、算定要件を一行で言い切るメモのほうが使いやすいです。場面は「質問が来た瞬間に長く話してしまうこと」、狙いは「カルテと同じ言葉で答えること」、候補は「管理料・加算・画像診断の根拠を一行で書いた紙を確認する」です。これは使えそうです。
検索上位ではカルテ対策に話題が集まりがちですが、盲点は掲示と届出です。令和7年度の歯科指導では、届出事項等27.7%、掲示事項27.7%、診療報酬請求20.0%が指摘されており、現場では「診療中の記録さえ整えれば大丈夫」と思い込みやすいところです。 意外ですね。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
具体的には、保険医の勤務形態変更、保険医の異動、標榜時間や標榜日の変更は速やかな届出が必要とされ、明細書発行に関する掲示や施設基準の掲示不備も指摘例に入っています。チェアサイドではなく待合や掲示板の問題でも、新規個別指導では普通に聞かれます。 掲示も対象です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
ここはお金より時間を失いやすい領域です。診療録修正はその患者だけ見れば済みますが、掲示や届出漏れは院内全体の確認が必要になり、直前対応だと半日単位で作業が飛びます。あなたが院内整備を任される立場なら、届出一覧と院内掲示の写真をスマホで月1回確認する運用が、最も小さな手間で効きます。 月1回で十分です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
診療録・管理料・掲示の3点を同時に整えると、新規個別指導は「特別なイベント」ではなく、普段の保険診療の棚卸しになります。歯科では8割以上が診療録等、医学管理等、処置で指摘される一方、掲示や届出も約3割で見られるため、広く浅くではなく、頻出領域を順に潰す進め方が合理的です。 3tei(https://3tei.jp/news/AKgfNdp9)
診療録の主な指摘や返還割合の確認に役立つ公的資料です。
北海道厚生局「【歯科】令和7年度 新規個別指導・個別指導に係る指摘事項の概要」
事前提出資料の種類、提出期限、提出方法を確認できる公的ページです。
近畿厚生局「新規個別指導・個別指導に係る事前提出資料について」