歯科点数改定で知らないと損する2026年最新情報

2026年度の歯科診療報酬点数改定では、初診料・口腔機能管理料・CAD/CAM冠など多岐にわたる変更が行われています。正しく理解して算定漏れを防ぐには何が重要なのでしょうか?

歯科点数改定で2026年に変わった診療報酬の全体像

ベースアップ評価料の届出をしていなくても、実態として2.3%の賃上げを行っていれば同等の扱いになる場合があります。 jmedj.co(https://www.jmedj.co.jp/blogs/product/product_28219)


🦷 2026年度 歯科点数改定 3つのポイント
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基本診療料の引き上げ

初診料267点→272点、再診料58点→59点に変更。歯科外来物価対応料も新設されました。

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口腔機能管理の強化

口腔機能管理料が60点→90点に増点。口腔機能実地指導料(46点)が新設されました。

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デジタル技術評価の拡大

CAD/CAM冠・インレーの光学印象が100点→150点へ。チタンブリッジ2,800点が新たに保険適用となりました。


歯科点数改定の基本方針と改定率の背景


2026年度(令和8年度)の診療報酬改定は、2026年6月から施行されました。 全体の改定率は+3.09%(令和8年度・9年度の2年度平均)で、令和8年度単体では+2.41%となっています。 これは物価高騰・賃上げへの対応、口腔機能管理の充実、歯科治療のデジタル化推進、歯科固有技術の評価充実という4本柱で構成されています。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


歯科医療機関の経営環境は近年厳しさを増しています。2024年の歯科医院の倒産・休廃業件数は前年比1.8倍に増加し、10年前と比較して約3,000件の歯科医院が減少しました。 こうした背景が、今回の改定率引き上げを後押しした形です。 dentalpractice-consulting(https://dentalpractice-consulting.com/column/mainitems-and-merit/)


改定の基本方針は、治療中心の医療から「予防・管理中心の医療」への転換です。 単に病気を治すだけでなく、継続的な口腔管理を通じて健康を維持する体制の構築が求められています。これはすべての歯科医療従事者に影響する大きな方向転換といえます。 dentalpractice-consulting(https://dentalpractice-consulting.com/column/mainitems-and-merit/)


歯科点数改定における初診料・再診料と基本診療料の変更点

基本診療料の見直しは今回の改定の出発点です。歯科初診料は267点から272点へ5点引き上げられ、再診料は58点から59点へ1点増加しました。 地味な変動に見えますが、1日の来院患者数が30人いれば、再診だけで毎日30点(300円分)の変化になります。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


さらに今回の注目点として「歯科外来物価対応料」が新設されました。 これは材料費や光熱費などの外的コスト上昇を診療報酬で補う仕組みです。つまり物価上昇は診療報酬にも反映されるということですね。 dentalpractice-consulting(https://dentalpractice-consulting.com/column/mainitems-and-merit/)


ベースアップ評価料(BU評価料)についても大きな変更があります。2026年度改定では、2026年3月末時点でBU評価料を届け出ていた医療機関は、未届の医療機関よりも高い点数が評価されます。 ただし未届の場合でも、実態として2.3%の賃上げを実施していれば例外的に継続的賃上げ実施医療機関と同等の扱いになります。 これは知らないと損する規定です。 jmedj.co(https://www.jmedj.co.jp/blogs/product/product_28219)


歯科外来ベースアップ評価料(Ⅰ)は、初診時10点から21点、再診時2点から4点へとそれぞれ倍以上に引き上げられました。 スタッフの賃上げを考えている院長にとっては大きなプラスです。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


歯科点数改定で変わる口腔機能管理料と新設加算

口腔機能管理の分野は今回の改定で最も大きく動いた領域の一つです。口腔機能管理料は60点から「口腔機能管理料1(90点)」「口腔機能管理料2(50点)」の2区分に再編されました。 単純に増点ではなく区分が細分化されている点に注意が必要です。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


新設された「口腔機能実地指導料(46点)」は、歯科衛生士歯科医師の指示のもと、口腔機能に関する指導を実施した場合に算定できる評価料です。 これまでは歯科衛生実地指導料への加算という形式でしたが、今回から独立した指導料として評価されるようになりました。これは使えそうです。 dentalpractice-consulting(https://dentalpractice-consulting.com/column/mainitems-and-merit/)


対象患者は口腔機能低下症と診断された高齢者や、口腔機能発達不全症と診断された小児です。 歯科衛生士の業務範囲が広がり、収益にも直結する変更点です。口腔機能関連の算定に力を入れている医院ほど、恩恵が大きくなります。 dentalpractice-consulting(https://dentalpractice-consulting.com/column/mainitems-and-merit/)


また歯科疾患管理料の見直しも行われています。口腔細菌定量検査・咀嚼能力検査・咬合圧検査の施設基準が削除され、算定のハードルが下がりました。 以前は施設基準の届け出が必要だったため算定できなかった診療所にとっては、新たな収益源となり得ます。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


歯科点数改定によるCAD/CAMとデジタル技術の評価拡大

歯科治療のデジタル化は今回の改定で一段と加速しました。光学印象デジタル印象)の評価が100点から150点へ50点引き上げられています。 CAD/CAM冠・CAD/CAMインレーの両方に光学印象が算定できるようになった点も重要です。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


大臼歯CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)については適用要件がシンプル化されました。 これまで複雑な条件が課されていた第二大臼歯への適用が、より扱いやすくなっています。患者への説明も簡潔にできるようになりますね。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


今回の目玉の一つが「チタンブリッジ」の新規保険適用です。2,800点として収載され、硬質レジンによる前装を行った場合はレジン前装加算として1歯につき600点が加算されます。 これまで保険外だったチタンブリッジが保険適用になることで、患者の選択肢が広がります。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


また「3次元プリント有床義歯」も1顎につき4,000点で新設評価されました。 3Dプリント技術を持つ技工所や機器を導入済みの歯科医院にとっては、大きなビジネスチャンスです。3次元デジタル加算150点・口腔粘膜湿潤度検査130点なども新設されています。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


歯科点数改定で見落としがちな歯周病治療の算定統合と注意点

歯周病治療の点数体系は今回かなり整理されました。従来の「歯周病安定期治療(SPT)」と「歯周病重症化予防治療」が統合され、新たに「歯周病継続支援治療」という名称に変わります。 名称変更だけでなく点数も変動しているため、請求ソフトの更新が必須です。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


具体的な点数変化を見ると、1〜10歯未満の区分は200点から170点へ減少していますが、10〜20歯未満は250点→200点、20歯以上は350点で据え置きです。 歯数の少ない患者中心の診療所では実質的に減収になるケースもあり得ます。注意が必要なポイントですね。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


歯周病患者画像活用指導料も今回新設されています。口腔内画像・顕微鏡画像ともに50点で算定できるようになりました。 口腔内写真や顕微鏡を使った患者指導を日常的に行っている歯科医院では、今まで評価されていなかった業務が新たに収益化されます。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


麻酔についても見逃せない変更があります。歯髄保護処置や生活歯歯冠形成において、歯科麻酔薬を使用した場合の薬剤費が別途算定可能になりました。 これまで技術料に包括されていた薬剤料が分離されたことで、実際のコストが適切に評価されるようになっています。これが原則です。 shirane-dental.co(https://www.shirane-dental.co.jp/2026kaitei)


改定内容の全体確認には、厚生労働省の公式資料(令和8年度診療報酬改定概要【歯科】)が最も信頼性の高い一次情報です。


厚生労働省:令和8年度診療報酬改定の概要【歯科】(PDF・公式)


2026年度の歯科点数改定は算定ルールが複雑化しており、届出漏れや算定区分の誤りがレセプト返戻の原因になります。電子点数表の改定内容は社会保険診療報酬支払基金のサイトで随時更新されているため、定期的な確認が重要です。


社会保険診療報酬支払基金:歯科電子点数表の改定内容(令和6年度改定分)






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