あなたはNSAIDs継続で3ヶ月無効でも処方変更していない
神経障害性疼痛の第一選択薬として、日本ペインクリニック学会でも推奨されるのがプレガバリン、デュロキセチン、三環系抗うつ薬です。例えばプレガバリンは1日150〜600mgで使用され、帯状疱疹後神経痛では有効率が約50〜60%とされています。つまり中枢感作に作用する薬です。
デュロキセチンはSNRIで、20〜60mg/日が一般的です。糖尿病性神経障害では疼痛スコアを約30%低下させるデータがあります。結論は第一選択は抗うつ薬系です。
歯科領域では、下歯槽神経障害や抜歯後疼痛で応用されます。NSAIDs無効時に切り替えるのがポイントです。これは見逃しがちです。
アミトリプチリンなどの三環系抗うつ薬は、古くから使われる強力な選択肢です。10〜25mgから開始し、最大75mg程度まで増量します。有効率は約40〜50%とされます。これが基本です。
ただし抗コリン作用による口渇や便秘、眠気が強く出ることがあります。歯科では口腔乾燥によるう蝕リスク増加が問題です。ここが重要です。
高齢者では転倒リスクも上昇します。65歳以上では特に注意が必要です。つまり副作用管理が鍵です。
多くの歯科医療者がまずNSAIDsを処方しますが、神経障害性疼痛には効果が乏しいとされています。炎症性疼痛と異なり、神経損傷由来だからです。ここが違います。
実際、NSAIDs単独での改善率は20%未満という報告もあります。3ヶ月以上漫然と処方すると、患者満足度低下やクレームにつながる可能性があります。痛いですね。
抜歯後の持続痛やインプラント後神経障害では、早期に薬剤変更することが重要です。つまり切り替え判断です。
歯科特有の神経障害として、舌神経・下歯槽神経損傷があります。発生率は抜歯で約0.5〜1%、インプラントではそれ以上とされます。意外ですね。
この場合、発症から1週間以内の介入が予後を左右します。プレガバリンやビタミンB12併用が推奨されることがあります。〇〇が条件です。
放置すると慢性疼痛に移行し、6ヶ月以上持続するケースもあります。これは避けたいです。
見落とされがちなのが「開始タイミング」です。実は発症後早期(2週間以内)に適切な薬剤を使うことで、慢性化リスクが約30〜40%低減するという報告があります。これが重要です。
逆に遅れると、薬を増やしても効果が出にくくなります。時間損失です。
このリスクを避けるには、神経障害性疼痛の疑い時点でスクリーニングツール(painDETECTなど)を確認するのが有効です。判断を早める狙いです。アプリで確認するだけです。
参考:神経障害性疼痛の診断と薬物療法の詳細
https://www.jspc.gr.jp/contents/guideline/pdf/neuropathic_pain.pdf