あなたの訓練だけでは鼻漏れが残ることがあります。

軟口蓋挙上訓練の基本目的は、軟口蓋の後上方運動を促して、口腔と鼻腔を適切に分離することです。鼻咽腔閉鎖が不十分だと、発話時の鼻漏れや開鼻声が出やすくなり、嚥下時には鼻腔への逆流リスクも上がります。つまり機能の分離です。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)
歯科医療従事者の現場では、患者さんが「むせは少ないのに話し声だけおかしい」という形で来院することもあります。このとき問題を舌や発音の癖だけに寄せてみると、軟口蓋の挙上不全を見落としやすいです。鼻漏れの評価が基本です。 jda.or(https://www.jda.or.jp/park/relation/language_04.html)
日本歯科医師会は、軟口蓋挙上装置を「軟口蓋の動きが良くない人」に用い、上あごに装着して軟口蓋を少し持ち上げることで鼻漏れ改善を図ると説明しています。訓練の目的を考えるときも、ゴールは単なる筋トレではなく、鼻咽腔閉鎖機能を仕事で使える水準に戻すことだと整理しやすいです。結論は機能回復です。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)
構音障害の治療全体では、ブローイング訓練や構音訓練、補綴装置の選択が並列に存在します。ですので、軟口蓋挙上訓練を単独メニューとして扱うより、「どの機能を改善したい訓練か」を先に言語化したほうが院内連携もしやすくなります。これは使えそうです。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)
歯科従事者向けに言い換えると、軟口蓋挙上訓練は「鼻に抜ける話し方を減らし、明瞭度を上げるための介入」です。山部歯科医院の解説でも、軟口蓋挙上装置は開鼻声を軽減し、発話明瞭度を改善することを目的とすると整理されています。構音改善が基本です。 swallow-web(http://www.swallow-web.com/engesyogai/approach5.html)
患者さん側の実感としては、「鼻声が減る」「電話で聞き返されにくい」が大きな利益です。たとえば外来で3分ほど会話しただけでも、開鼻声が強い人は家族や職場でのコミュニケーション負担が積み重なります。音声明瞭度は生活機能です。 swallow-web(http://www.swallow-web.com/engesyogai/approach5.html)
この場面の対策としては、構音評価を曖昧に終わらせないことが大切です。会話音声を短時間録音して、装着前後または訓練前後で比較できる形にすると、患者説明も院内共有も一気に楽になります。記録化に注意すれば大丈夫です。 swallow-web(http://www.swallow-web.com/engesyogai/approach5.html)
構音障害の支援では、訓練だけでなく、歯科医師が補綴装置を作る役割を持てるのが強みです。そこを活かせると、言語聴覚士任せになりません。歯科の強みですね。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)
訓練の目的を理解するうえで、装置適応を知っておくことは欠かせません。なぜなら、鼻咽腔閉鎖不全の問題は訓練だけでは解決できず、軟口蓋挙上装置やバルブ型スピーチエイドを併用したリハビリが必要になる症例があるからです。訓練だけは例外です。 touch-clinic(http://touch-clinic.jp)
JSDNNMの解説では、軟口蓋運動が障害されている場合に使う軟口蓋挙上装置は歯科保険診療の範囲内で作成できるのに、あまり用いられていないとされています。ここは歯科医院にとって機会損失でもありますし、患者さんにとっては改善可能性を逃すリスクでもあります。痛いですね。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E5%8F%A3%E8%85%94%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F%EF%BC%88201410%EF%BC%89/)
このリスク場面への対策は単純です。初回から完成形を狙うのではなく、狙いを「鼻漏れの軽減」か「送り込み改善」かに絞って、評価項目を1つ決めて確認することです。必要なら、大学病院や口腔リハ専門外来への紹介先リストを院内に1枚置いておくと判断が速くなります。連携先メモだけ覚えておけばOKです。 touch-clinic(http://touch-clinic.jp)
参考リンク:構音障害に対する歯科の訓練法と、軟口蓋挙上装置を含む発音補助装置の整理です。
https://www.jda.or.jp/park/relation/language_04.html
検索上位の記事は、訓練内容や装置説明で止まることが少なくありません。ただ、歯科従事者が押さえるべき独自視点は、「軟口蓋挙上訓練の目的は院内の役割分担を決める言葉でもある」という点です。どういうことでしょうか? touch-clinic(http://touch-clinic.jp)
たとえば目的を「鼻漏れ改善」と定義すれば、会話場面の観察、ブローイング、補綴装置の検討が自然につながります。目的を「送り込み改善」と定義すれば、姿勢調整、VF評価、ゼリー形態の再設計まで検討範囲に入ります。目的次第で担当が変わります。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)
あなたが現場で使うなら、カルテやカンファレンス記録に「目的:鼻咽腔閉鎖改善」「目的:食塊送り込み改善」のように明記するだけでも変わります。評価が散らばる場面を減らす狙いなら、テンプレート化された記録文を院内で設定するのが候補です。これは使えそうです。 jsdnnm(https://www.jsdnnm.com/column/%E9%9D%9E%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%A7%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%EF%BC%8C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E8%BB%9F%E5%8F%A3%E8%93%8B%E3%81%AE%E3%82%B9/)