クラウン クロスオーバー 中古で選ぶ価格と価値のバランス

歯科医療従事者がクラウン クロスオーバーの中古車を選ぶ際の価格変動や注意点、グレード選びのコツを徹底解説。診療の合間も快適に過ごせる一台を、賢く手に入れる方法をお伝えします。

クラウン クロスオーバー 中古で選ぶ際のポイント

発売2年で価格が90万円下落している現実をご存知ですか


この記事の3つのポイント
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中古価格が急速に下落中

クラウン クロスオーバーは発売から約1年で平均価格が90万円以上下落。300万円台後半から狙える今がチャンス

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グレード選びで燃費と走りが大きく変わる

2.4LターボハイブリッドのRSは実燃費11.7km/L、2.5LハイブリッドのG・Xは20.8km/Lと大きな差がある

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歯科医療従事者に適した選び方

往診や訪問診療で使う場合は燃費重視のGグレード、患者様への印象を考慮するならRSグレードがおすすめ


クラウン クロスオーバー 中古の価格相場と下落傾向


2022年9月にデビューしたクラウン クロスオーバーですが、中古市場での価格動向が急速に変化しています。デビューから約2年が経過した現在、中古車の流通量は700台レベルまで増加し、平均価格はこの1年間で90万円以上も下落しました。新車価格が435万円から755万円という設定に対し、中古車市場では300万円台後半から狙える状況になっています。


つまり新車より100万円以上安く買えるということですね。


この価格下落の背景には、いくつかの要因が重なっています。まず、年次改良前のクラウン クロスオーバーに対する市場の評価が定まってきたこと、そして新型クラウンシリーズの中でも特にクラウンスポーツの人気が高まったことで、相対的にクロスオーバーの需要が落ち着いたという事情があります。また、内装にプラスチック素材が多用されている点が、従来のクラウンオーナーから「クラウンらしくない」という指摘を受け、早期に手放す方が増えたことも影響しています。


リセールバリューの観点から見ると、1〜2年落ちで70〜80%前後、3年落ちでも57〜70%前後を維持しており、SUV系モデルの中では特別高い水準ではありません。しかし、これは裏を返せば、中古車として購入する側にとっては手頃な価格で高級SUVが手に入るチャンスでもあります。特に歯科医療従事者の方で、診療の往復や訪問診療に使える上質な車を探している場合、今の中古市場は絶好のタイミングといえるでしょう。


価格下落が購入者にとって有利な状況を生んでいます。


カーセンサーの市場分析記事では、クラウン クロスオーバーの中古車価格推移と今後の見通しが詳しく解説されています


クラウン クロスオーバー 中古のグレード選び

クラウン クロスオーバーには大きく分けて3つのグレードが存在し、上位から順にRS、G、Xとなっています。最も重要な違いは、RSグレードのみが2.4Lターボハイブリッド車で、GとXグレードは2.5Lハイブリッド車という点です。この動力源の違いが、燃費性能、走行性能、そして価格に大きく影響します。


RSグレードは2.4Lターボハイブリッドシステムを搭載し、動力性能は4.5Lの自然吸気ガソリンエンジンに相当する力強さを誇ります。実燃費は11.7km/L程度ですが、高速道路での追い越しや坂道での加速性能は圧倒的です。全車に4眼LEDヘッドライトが標準装備され、本革シートやシートヒーター・ベンチレーション機能も充実しています。新車価格は635万円から755万円でしたが、中古市場では450万円前後から見つかることもあります。


GグレードとXグレードは2.5Lハイブリッドシステムで、実燃費は20.8km/L程度と燃費性能に優れています。ただし、Gグレードでは注意が必要で、レザーパッケージを選ばないと4眼LEDヘッドライトにはなりません。内装はGグレードが合成皮革と上級ファブリックの組み合わせ、Xグレードはファブリックシートとなり、質感に差があります。中古車価格はGグレードで380万円前後から、Xグレードで350万円前後から探せます。


燃費か走りか、使い方によって選択が変わるということですね。


歯科医療従事者の方が選ぶ際のポイントとしては、使用目的を明確にすることが重要です。往診や訪問診療で頻繁に移動する場合、年間走行距離が長くなるため、燃費の良いGグレードやXグレードが経済的です。年間1万キロ走行した場合、RSグレードとGグレードの燃料費の差は年間約5万円にもなります。一方、開業医の方で患者様への印象や院のブランディングを考慮する場合、上質な内装と力強い走りを持つRSグレードが適しているでしょう。


220系クラウン&クラウンクロスオーバーの購入ポイントを詳しく解説した専門記事があります


クラウン クロスオーバー 中古の走行距離と年式の見極め方

中古車選びで最も重要な判断材料となるのが走行距離と年式のバランスです。クラウン クロスオーバーは2022年9月の発売開始なので、現在市場に出ている中古車は主に2023年式と2024年式です。年式が新しいほど価格は高くなりますが、走行距離とのバランスを見極めることで、お得な一台を見つけることができます。


一般的に、1年あたりの走行距離は1万キロが目安とされています。2023年式で走行距離が2万キロ以内、2024年式で1万キロ以内であれば、通常使用の範囲内と判断できます。しかし、クラウン クロスオーバーの場合、営業車や社用車として使われていた可能性もあるため、走行距離が3万キロを超える車両も市場に出回っています。こうした車両は価格が抑えられているため、メンテナンスがしっかりしていれば狙い目です。


年式より走行距離の方が重要な判断材料です。


クラウンは元々耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば25万キロ以上走行できるといわれています。そのため、10万キロ以内の車両であれば十分に長く使えます。歯科医療従事者の方で、年間走行距離が少ない場合は、走行距離が多めでも価格が抑えられた車両を選ぶことで、初期費用を大幅に削減できます。月に2,000キロ程度の使用であれば、3万キロ走行済みの車両でも問題なく5年以上は使用できる計算です。


購入前には必ず整備記録簿を確認しましょう。定期点検やオイル交換が適切に行われているか、事故修復歴がないかをチェックすることで、購入後のトラブルを避けられます。トヨタ認定中古車であれば、車両検査証明書が付いており、まるごとクリーニングやロングラン保証も付帯するため、安心して購入できます。


クラウン クロスオーバー 中古の維持費シミュレーション

購入価格だけでなく、維持費も含めた総合的なコストを把握することが重要です。クラウン クロスオーバーの年間維持費は約32万円程度と試算されます。


この内訳を詳しく見ていきましょう。


まず自動車税ですが、クラウン クロスオーバーの排気量は2,487ccで、自動車税は年間43,500円です。次に自動車重量税ですが、ハイブリッド車の場合はエコカー減税の対象となり、初回車検時は免税、2回目以降も減税措置が適用されます。中古車として購入する場合、すでに新車登録から時間が経過しているため、車検時には通常の重量税32,800円が課せられます。ただし、2年に1回の支払いなので、年間換算では16,400円程度です。


燃料費は使用頻度によって大きく変動します。年間1万キロ走行、レギュラーガソリン170円/Lと仮定した場合、RSグレード(実燃費11.7km/L)では年間約14万5,000円、Gグレード(実燃費20.8km/L)では年間約8万2,000円となり、その差は約6万3,000円にもなります。歯科医療従事者の方で往診が多い場合、この燃料費の差は見逃せないポイントです。


燃費の差が年間6万円以上の違いを生むということですね。


任意保険は年齢や等級、車両保険の有無によって変わりますが、30代で10等級の場合、年間約9〜13万円が目安です。車両保険を付けると高額になるため、中古車で購入価格が抑えられている場合は、車両保険を外すことで保険料を年間5万円程度削減できます。メンテナンス費用としては、オイル交換やタイヤ交換などで年間約3〜5万円を見込んでおくと安心です。


これらを合計すると、RSグレードで年間約38万円、Gグレードで年間約32万円が維持費の目安となります。開業医の方であれば、事業用として一部経費計上できる可能性もあるため、税理士に相談することをおすすめします。


クラウン クロスオーバーの維持費を詳細にシミュレーションした記事はこちら


クラウン クロスオーバー 中古を歯科医療従事者が選ぶメリット

歯科医療従事者の方がクラウン クロスオーバーの中古車を選ぶことには、いくつかの独自のメリットがあります。まず、クラウンというブランドが持つ信頼性と品格が、患者様への印象に良い影響を与える点です。歯科医院の駐車場にクラウンが停まっていると、経営が安定している、しっかりした診療を行っているという安心感を患者様に与えます。


次に、往診や訪問診療に適した車内空間です。クラウン クロスオーバーは全長4,930mm、全幅1,840mmというサイズで、一般的な駐車場でも余裕を持って駐車できます。後席は広々としており、診療器具や薬剤を載せるスペースも十分確保できます。また、SUVスタイルなので乗り降りがしやすく、体力的な負担も軽減されます。


さらに、トヨタの高い信頼性により、故障リスクが低く、メンテナンスもディーラーで安心して受けられます。歯科医師は診療に集中したいため、車のトラブルに時間を取られたくないという方が多いでしょう。クラウン クロスオーバーなら、全国のトヨタディーラーで対応してもらえるため、急なトラブルにも迅速に対応できます。


診療に集中するため、信頼性の高い車が必要ということですね。


経済面でも、中古車として購入することで初期費用を抑えつつ、高級車のステータスを得られます。新車で600万円以上するRSグレードも、中古なら450万円前後から手に入ります。この150万円の差額を診療設備の更新や広告費に回すことで、医院経営により良い効果をもたらす可能性があります。


また、歯科医院の開業医の平均年収は約1,238万円といわれており、この収入水準であればクラウン クロスオーバーの維持費は十分に賄える範囲です。中古市場を利用すれば年収500万円台でも購入可能なため、勤務医の方でも手が届きやすい選択肢となっています。


歯科医師の年収や経営に関する詳しい情報がまとめられています




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