インビザライン ドクターサイト ログイン手順と活用法

インビザライン ドクターサイト(IDS)へのログイン方法から、クリンチェック活用、スタッフアカウント管理まで、歯科医療従事者が知っておくべき重要な情報を詳しく解説します。ログインできないトラブルの対処法もご存知ですか?

インビザライン ドクターサイト ログイン活用ガイド

スタッフアカウント未作成だと月20時間損します


📋 この記事で分かること
🔑
ログイン手順の基本

IDSへの正しいアクセス方法と認証情報の管理テクニック

⚙️
クリンチェック連携

治療計画作成とシミュレーション機能の効率的な使い方

👥
スタッフ権限管理

アカウント作成から権限設定までの実践的な運用方法


インビザライン ドクターサイトの基本ログイン手順


インビザライン ドクターサイト(IDS)は、歯科医療従事者がマウスピース矯正治療を効率的に管理するための専用プラットフォームです。このシステムへのアクセスには、アライン・テクノロジー社から発行される専用アカウントが必要となります。


まず、ログインにはインビザライン公式サイトの専用ログインページ「https://vip.invisalign.com/v3/login.action」にアクセスします。ここで登録済みのユーザー名とパスワードを入力することで、ドクターサイトへのアクセスが可能になります。ユーザー名は通常、導入コース参加時に登録したメールアドレスまたは専用のユーザーIDとなっています。


パスワードは大文字1つ以上、数字1つ以上を含む8文字以上で設定されています。


初回ログイン時には、セキュリティ強化のため、パスワード変更を求められることがあります。この際、以前使用したパスワードとの重複は避け、定期的な変更を行うことで、アカウントの安全性を高めることができます。また、複数のデバイスからアクセスする場合でも、同一のログイン情報を使用することで、一貫した患者情報管理が可能です。


つまり統一管理が基本です。


ログイン後のダッシュボードでは、患者リストの閲覧、新規症例の登録、クリンチェックへのアクセス、治療進捗の確認など、インビザライン治療に必要な全ての機能にアクセスできます。画面上部のナビゲーションメニューから「患者」「エデュケーション」「サポート」「アカウント」などのタブを選択することで、目的の機能にスムーズに移動できます。


インビザライン ドクターサイト ログインできない時の対処法

ログインできない場合の原因は、大きく分けて4つのパターンに分類されます。最も多いのはIDまたはパスワードの入力ミスで、特にパスワードは大文字・小文字の区別が厳格に適用されるため、注意が必要です。


キーボードのCaps Lockが有効になっていないか確認しましょう。


パスワードを忘れた場合には、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」リンクからパスワードリセット機能を利用できます。登録されたメールアドレスに再設定用のリンクが送信され、そこから新しいパスワードを設定することができます。このリンクは一度だけ有効で、セキュリティのため24時間以内に使用する必要があります。


インターネット接続が不安定な場合も、ログインエラーの原因となります。特にクリニック内のWi-Fi環境が不安定な場合、ページの読み込みが中断され、認証プロセスが完了しないことがあります。有線LAN接続に切り替えるか、別のネットワーク環境から試してみることで解決することがあります。


これで大半は解決します。


サイト側のメンテナンス中は、一時的にアクセスできない状態になることがあります。メンテナンスは通常、日本時間の深夜帯に実施されることが多く、事前にドクターサイト上で告知されます。この場合は時間をおいて再度アクセスすることで解決します。


アカウント凍結や権限エラーが発生している場合は、アライン・テクノロジー社のカスタマーサポートへの連絡が必要です。導入コースの参加費用に含まれる使用権の期限切れや、医院の契約状況によってアクセスが制限されることがあります。サポート窓口は電話番号0120-944-187で、平日9時から18時まで対応しています。


ブラウザのキャッシュやCookieが原因でログインできない場合もあります。Google ChromeやSafariなどの推奨ブラウザを最新版にアップデートし、キャッシュをクリアすることで問題が解決することがあります。また、シークレットモード(プライベートブラウジング)でアクセスすることで、一時的にキャッシュの影響を受けずにログインできるか確認することも有効です。


Google Chromeでシークレットモードを開く方法についての公式ガイド


インビザライン ドクターサイトとクリンチェック連携活用法

クリンチェックは、インビザライン治療計画を立案するための3Dシミュレーションソフトウェアで、ドクターサイトと緊密に連携しています。口腔内スキャナーiTeroで取得した歯列データをIDSにアップロードすると、自動的にクリンチェックでの治療計画作成プロセスが開始されます。


ドクターサイトの「患者」タブから新規症例を登録する際、患者の基本情報、治療目標、使用するアライナーの種類などを入力します。iTeroスキャンデータ、口腔内写真、パノラマレントゲン画像などの診断資料をアップロードすることで、アライン・テクノロジー社のテクニシャンが初期のクリンチェックを作成します。


通常2〜3週間で完成します。


クリンチェックが作成されると、ドクターサイト上で通知が届き、3Dシミュレーションを確認できるようになります。ここでは歯の移動シミュレーション、各ステージでのアライナーの形状、治療期間の予測などを視覚的に確認できます。医師は必要に応じて修正指示を出すことができ、歯の移動量の調整、アタッチメントの位置変更、IPR(歯間削合)の追加など、細かなカスタマイズが可能です。


ドクターサイトの「サポート」タブには、クリンチェックの操作マニュアルや動画チュートリアルが用意されており、初めて使用する医師やスタッフでも段階的に学習できる環境が整っています。特に「Digital Treatment Planning」セクションでは、効果的な治療計画立案のためのガイドラインが提供されています。


クリンチェックの最終確認書(Final version form)を承認すると、アライナーの製造プロセスが開始されます。


承認は慎重に行いましょう。


製造から配送までの進捗状況もドクターサイト上でリアルタイムに追跡でき、患者への説明時に正確な治療開始日を伝えることができます。また、治療開始後も、患者の進捗状況をドクターサイト上で記録し、次回のアライナー交換タイミングや追加スキャンの必要性を管理できます。


クリンチェックで作成された治療シミュレーション動画は、患者説明用のツールとしても活用できます。ドクターサイトから動画ファイルをダウンロードし、クリニック内のモニターで再生することで、患者が自分の歯がどのように動いていくかを視覚的に理解でき、治療への納得度と満足度が高まります。インビザライン治療の受け入れ率向上にも直結する重要な機能です。


インビザライン ドクターサイトのスタッフアカウント設定方法

インビザライン治療を効率的に運営するには、歯科衛生士や受付スタッフにもドクターサイトへのアクセス権限を付与することが重要です。しかし、多くの医院でスタッフアカウントが未作成のまま運用されており、ドクターだけが全ての操作を行っているケースが見られます。これは業務効率の観点から大きな機会損失となっています。


実は月20時間の削減が可能です。


スタッフアカウントを作成するには、まずドクターとしてIDSにログインし、画面上部の「アカウント」タブから「スタッフ」を選択します。次に「新しいアカウントを追加」をクリックすると、スタッフメンバー登録画面が表示されます。


ここで必要事項を入力していきます。スタッフの氏名、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを設定します。ユーザー名は医院内で識別しやすい形式にすることをおすすめします。例えば「医院名_スタッフ名」といった形式です。パスワードは大文字、小文字、数字を含む8文字以上で設定し、メモに控えて本人に伝えます。


重要なのは「スタッフメンバーの役割を選択」セクションで、「臨床情報タブへのアクセス」にチェックを入れることです。現在のドクターサイトでは「エデュケーション」タブと呼ばれており、このアクセス権限を付与することで、スタッフはInvisalignオンライン講座やコンサルツールなどの教育リソースにアクセスできるようになります。


アクセス権が治療の質を左右します。


「作成する」ボタンをクリックすると、スタッフアカウントが正式に登録され、一覧画面で確認できるようになります。追加されたスタッフメンバーは、次回からドクターサイトのログイン画面で「スタッフのログイン」を選択し、医院のドクターユーザー名と自分自身のユーザー名、パスワードを入力することでログインできます。


スタッフアカウントを活用することで、患者からの問い合わせ対応、治療進捗の確認、次回予約の調整などをスタッフが担当できるようになり、ドクターは診療と治療計画の立案に集中できます。特に患者リストの閲覧権限を持つスタッフがいることで、アライナー交換時期のリマインダー送信や、治療完了後のリテーナー管理もスムーズに行えます。


スタッフアカウントの作成は導入コースの参加費用に含まれており、追加料金は発生しません。しかし、退職者のアカウントは速やかに削除し、パスワードを変更するなど、セキュリティ管理を徹底することが重要です。アカウント一覧画面から「編集」または「削除」を選択することで、権限の変更や削除が可能です。


インビザライン公式のスタッフアカウント作成ガイド(PDF)


インビザライン ドクターサイトの患者情報管理とセキュリティ対策

ドクターサイトでは、患者の個人情報と治療データが一元管理されるため、セキュリティ対策が極めて重要です。システムはHTTPS通信により暗号化されており、データの送受信時の盗聴や改ざんを防いでいます。


患者情報管理画面では、各患者の治療ステータス、使用中のアライナー番号、次回来院予定日、治療開始日、クリンチェックのバージョン履歴などが時系列で記録されます。この情報は医院内の複数のスタッフが共有できるため、担当者が不在の場合でも患者対応が可能になります。


情報共有が質の向上につながります。


患者リストは様々な条件でフィルタリングできます。例えば「治療中」「治療完了」「クリンチェック承認待ち」などのステータス別、または患者名の五十音順、治療開始日順などで並び替えることができ、目的の患者情報に素早くアクセスできます。


ドクターサイト上での患者情報の取り扱いには、医療機関としての守秘義務が適用されます。スタッフアカウントを作成する際は、アクセス権限を最小限に設定し、必要な機能だけを利用できるようにすることが推奨されます。例えば、受付スタッフには患者リストの閲覧と予約管理のみ、歯科衛生士には治療進捗の記録と教育資料へのアクセスのみといった具合です。


定期的なパスワード変更も重要なセキュリティ対策です。少なくとも3ヶ月に1回、パスワードを更新することで、不正アクセスのリスクを低減できます。また、複数のスタッフが同じアカウントを共有することは避け、各自が個別のアカウントを持つことで、操作ログの追跡と責任の所在を明確にできます。


厳しいですが必要な管理です。


ドクターサイトのログイン履歴は「アカウント」タブから確認でき、不審なアクセスがあった場合は速やかにパスワードを変更し、カスタマーサポートに報告することが重要です。また、クリニック内のパソコンを共用する場合は、使用後に必ずログアウトし、ブラウザのキャッシュをクリアする習慣をつけることで、情報漏洩を防ぐことができます。


患者データのバックアップはアライン・テクノロジー社のサーバー上で自動的に行われますが、重要な画像ファイルやクリンチェックの承認書類は、医院側でもローカルに保存しておくことをおすすめします。万が一のシステムトラブルやアカウント問題が発生した場合でも、診療記録として保管しておくことで、継続的な治療提供が可能になります。




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