基本診療設備
- 歯科用ユニット: 200万~500万円(低コストモデルは100万円程度)
- 歯科用オプション追加型ユニット: 500万円以上
- 歯科矯正ユニット: 500万円以上
- 歯科小児用ユニット: 500万円以上
切削・研磨機器
- 超音波スケーラー: 約30万円
- エアースケーラー: 20~30万円程度
滅菌・消毒機器
- オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器):
- クラスNタイプ: 20~30万円
- クラスBタイプ: 90~120万円
- 小型基本モデル: 約8万円台~
- 高性能モデル(Lisa/Lara、YS-A-C501B、IC Claveなど): 100万円前後
診断・撮影機器
- デジタル式歯科用パノラマX線診断装置: 500万円以上
- デジタル式歯科用パノラマ・断層診断X線診断装置: 500万円以上
- デジタル式口内汎用歯科X線CT診断装置: 500万円以上
- デジタル式口外汎用歯科X線CT診断装置: 500万円以上
- アーム型X線CT診断装置: 500万円以上
- 歯科用CT・パノラマ複合機: 1,000万円以上(例:スマートプラス 1,118万円)
- 口腔内スキャナー:
- 一般的なモデル: 500~600万円
- 比較的安価なモデル(神樂 KAGURA): 138万円(税別)~
- 超音波骨密度測定装置: 新品約100万円、中古約60万円
レーザー治療機器
歯科用レーザー(全般): 300万円~500万円以上
- ヤグレーザー: 300万円以上(保険加算対象の機種あり)
- 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー): 300万円以上
- エルビューム・ヤーグレーザー: 500万円以上
- ネオジウム・ヤーグレーザー: 500万円以上
- ダイオードレーザー: 300万円以上
- 罹患象牙質除去機能付きレーザー: 500万円以上
精密治療機器
- マイクロスコープ:
- 高性能モデル: 100万~1,000万円
- 比較的安価なモデル: 30万円台~
CAD/CAMシステム
- 歯科用CAD/CAMシステム: 500万円以上
その他の高額機器
- 光照射器(高性能タイプ): 数十万円
- 電子カルテシステム: 約400万円(4台構成)
これらの高額医療機器の多くは、医療機器特別償却制度の対象となっており、特に1台500万円以上の15品目については、取得初年度に取得価格の14%を追加で償却できる制度が設けられています。歯科医院の開業や設備更新の際には、診療スタイルや事業計画に合わせて慎重に選定することが重要です。