古いパッキンをそのまま再利用すると、水道代が毎月数千円増える漏水が起きることがあります。
配管工事で使われる「継手(つぎて)」とは、管と管、または管とバルブを接続・延長・分岐するための部品です。 エルボ・ティー・クロスなど形状はさまざまで、それぞれに役割が異なります。ユニオン継手はその中でも「着脱」を目的とした継手に分類されます。 fujikin.co(https://www.fujikin.co.jp/ja/support/basic/joint.html)
つまり、ユニオンは「つなぐ」だけでなく「外せる」ことが最大の特長です。
一般的な継手は一度接続すると取り外しが難しいものも多いですが、ユニオン継手はユニオンナットと呼ばれる部品を回すだけで管を分解できます。 管本体を回転させる必要がないため、すでに固定された配管にも対応できます。リフォームや設備交換の現場で特に重宝される理由がここにあります。 kotobank(https://kotobank.jp/word/%E3%82%86%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%82%93%E7%B6%99%E6%89%8B-3233576)
ユニオンが必要な場面は決まっています。給湯器・ポンプ・水栓など、将来的に交換や点検が必要になる機器の接続部分です。 この場所にユニオンを使っていないと、交換時に配管ごと切断しなければならないケースも出てきます。リフォーム費用が数万円単位で変わることもあるため、設置場所の判断は非常に重要です。 setubimemo(https://setubimemo.com/piping-union-fitting/)
ユニオン継手にはいくつかの接続方式と材質があります。接続方式はねじこみ式が最も一般的で、溶接式・フランジ式なども存在します。 リフォームの現場では、住宅の水道配管に使われるねじこみ式が主流です。 nissho-astec.co(https://www.nissho-astec.co.jp/blog/union_fittings/)
材質は用途によって大きく異なります。
| 材質 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 塩ビ(PVC) | 一般給排水 | 軽量・安価、接着剤不要タイプもある |
| 砲金(黄銅) | 給水・給湯 | 耐食性・耐熱性に優れる |
| ステンレス | 工業・衛生配管 | 高強度・錆びにくい |
| 架橋ポリエチレン管対応 | 現代の住宅配管 | ポリ管用のユニオンソケットが存在 |
リフォームで使う場合、既存の配管素材に合った材質を選ぶことが前提です。異なる材質を組み合わせると腐食(ガルバニック腐食)が発生するリスクがあります。これは意外と知られていない落とし穴です。
特に給湯管の修理では「銅管から架橋ポリエチレン管への変換」が求められるケースがあり、対応するユニオン継手(変換アダプター)を使えばロウ付け(火を使う作業)なしで施工できます。 一般的なホームセンターでも入手可能で、DIYハードルを大幅に下げてくれます。これは使えそうです。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=DuRHKG80C_k)
ユニオン継手は主に3つの部品で構成されています。①ユニオンねじ(一方の管に取り付ける)、②ユニオンつば(もう一方の管に取り付ける)、③ユニオンナット(両者を締め付けて接続する)です。 このナットを回すだけで接続・分離が完了します。シンプルな構造ですね。 kotobank(https://kotobank.jp/word/%E3%82%86%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%82%93%E7%B6%99%E6%89%8B-3233576)
接続部の気密性を保つのが内部パッキン(ガスケット)です。
ユニオンから水漏れが発生する原因の大半は、このパッキンに関係しています。 具体的には「パッキンの劣化・割れ」「パッキンの入れ忘れ」「パッキンの斜め当たり」「締付け不足」などが主な原因です。 特に注意が必要なのは、メンテナンスで一度外した後に古いパッキンをそのまま再利用するケースです。 kikaikumitate(https://kikaikumitate.com/post-6738/)
パッキンは見た目には問題なくても、経年劣化で弾性を失っていることがあります。外したタイミングで必ず新品に交換するのが原則です。パッキンの費用は数十円〜数百円程度で、交換そのものは工具不要の場合も多いです。再利用コストを惜しんで水漏れ修理費用(業者呼ぶと1回3,000円〜1万円超)が発生するよりはるかに合理的です。
パッキン交換の際は、既存パッキンのサイズ(内径・外径・厚み)を確認して同サイズを用意します。近くのホームセンターで「ユニオンパッキン」と伝えて品番を照合するか、モノタロウなどのオンライン資材通販で型番検索するのが確実です。 monotaro(https://www.monotaro.com/k/store/%E7%B6%99%E6%89%8B%20%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3/)
ユニオン継手から水漏れが発生したとき、まずやることは「増し締め」です。 ユニオンナットを手で締め直し、少しずつ増し締めすることで漏れが止まるケースがあります。これが最初の確認作業です。 kikaikumitate(https://kikaikumitate.com/post-6738/)
増し締めで止まらない場合は、バラして原因を探ります。
漏れが止まらない場合の裏技として、「パッキンにシールテープを巻く」方法があります。 新品パッキンがすぐに手に入らない状況で、パッキンが薄くて隙間が埋まらない場合などに有効です。もう一つは「パッキンを2枚重ねて入れる」方法で、配管間の距離が少し広いときに使えます。 ただしこれらはあくまで応急処置です。 kikaikumitate(https://kikaikumitate.com/post-6738/)
恒久対策はパッキン交換か、配管の距離・角度の修正です。配管の熱膨張でナットが緩む場合は、温度が高い状態(使用中)に増し締めすることで対応できます。 給湯器まわりの配管は特にこのリスクが高く、リフォーム直後に水漏れが起きやすいポイントです。注意が必要です。 kikaikumitate(https://kikaikumitate.com/post-6738/)
ユニオンの漏れの原因と対策【シールテープとパッキンの裏技】- 機械組立の部屋(実務的な漏れ対策と裏技を詳しく解説)
リフォームを依頼するとき、ほとんどの人は「今の工事費」しか気にしません。しかし、10〜15年後の設備交換時の費用は、今の継手の選択で大きく変わります。
これは見落とされがちなポイントです。
たとえば給湯器は平均寿命が10〜15年と言われています。給湯器の接続部にユニオン継手が使われているかどうかで、次回交換時の工事費が変わります。ユニオンがあれば接続部を「外して付け替える」だけで済みますが、ない場合は配管を切断して新たに継手を付け直す手間がかかり、工賃が1〜2万円程度余分にかかるケースも珍しくありません。
リフォーム業者に依頼するときは、「将来の交換を考えてユニオンを入れてもらえますか?」と一言伝えるだけで対応してもらえます。部品代はユニオン1つあたり数百円〜数千円です。 後から後悔しないための、コスパが非常に高い選択です。 monotaro(https://www.monotaro.com/k/store/%E7%B6%99%E6%89%8B%20%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3/)
また、DIYでユニオンを使った配管を組む場合は、継手の材質・サイズの確認が最重要です。たとえば塩ビ管の「TSユニオンソケット」はアロン化成などの製品が有名で、使い方を誤ると接着後に取り外せなくなることもあります。 購入前に必ず適合管種と接続方法を確認しましょう。 detail.chiebukuro.yahoo.co(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13253143743)
継手のきほん 種類とつなぎ方 – フジキン(継手全般の種類・役割を体系的に解説した信頼性の高い技術情報ページ)
ユニオン継手の使い方と種類・漏れ防止の施工手順(DIYやリフォームでの施工手順と漏れ防止のポイントを詳しく解説)
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