スレート屋根の隙間をコーキングで全部埋めると、雨漏りがひどくなります。
「屋根に登って自分で直せばいい」と考えるのは自然な発想ですが、スレート屋根は想像以上に滑りやすく、劣化した素材は体重をかけると簡単に踏み割れます。 建設業のプロでも屋根作業中に5年間で217人が死亡しているというデータがあり、専門知識のない一般の方が行えばリスクはさらに高まります。 yaneyasanchibachuo(https://yaneyasanchibachuo.net/blog/929962.html)
高所作業の危険性はもちろん、問題はそれだけではありません。スレートが割れたり欠けたりしていても、直接の雨漏り原因は屋根材の下にある「防水紙(ルーフィング)」の劣化であることが多く、表面だけ補修しても根本解決にならないケースが大半です。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=nsmWUChKrkg)
つまり、目に見える割れを塞いで「直った」と思っても、内側では水が浸透し続けているということです。
スレート屋根に登るのは原則NGです。
「地上から手が届く範囲」や「平屋の軒先付近」など、安全に作業できる場所に限定すれば、コーキングを使った応急処置はDIYでも対応できます。 ただし「隙間を全部埋めたほうが防水になる」という考え方は完全な間違いです。スレート屋根は各屋根材の下端に意図的な隙間があり、そこから雨水を排出する構造になっているからです。 yaneyasan(https://www.yaneyasan.net/blog/54859.html)
コーキングを使う場合の正しい手順は次のとおりです。
コーキング材の寿命は約5年が基準です。 あくまでも応急処置であることを念頭に置いて、定期的に状態を確認するのが原則になります。 sharing-tech.co(https://www.sharing-tech.co.jp/amamori/slate-roof-repair/)
素材の選択も重要ですね。シリコン系コーキングは耐水性が高い反面、塗装ができないため、後でカバー工法などを施工する場合に支障が出ることがあります。屋根専用の「変成シリコン系」または「ポリウレタン系」を選ぶと、後の塗装にも対応できます。 johokukawara(https://johokukawara.com/media/recommend-caulking.html)
補修をDIYで進めるか業者に依頼するか、判断に迷う方は多いです。どうすればいいでしょうか?
費用だけを見ると「DIYのほうが安い」と感じるかもしれませんが、スレート屋根1枚の交換をプロに依頼した場合の費用は1枚あたり20,000〜40,000円が相場です。 これに対してDIY失敗で下地(野地板)まで傷んだ場合は、葺き替え工事が必要となり数十万〜数百万円規模の出費になることがあります。 skroofworks(https://skroofworks.com/slate-roof/)
以下の表を参考に、状態に合った対応方法を選んでください。
| 状態 | 推奨対応 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 小さなひび割れ(5mm以下) | DIYでコーキング応急処置 | 材料費500〜1,500円 |
| 大きなひび割れ・欠け(1枚の大部分が破損) | プロによる1枚交換 | 20,000〜40,000円/枚 |
| 複数箇所に割れ・コケ・反りがある | プロによる部分補修または塗装 | 5,000〜15,000円/箇所 |
| 築20年以上・広範囲の劣化 | カバー工法または葺き替え | 60万〜150万円以上 |
判断のポイントは「屋根に登る必要があるか」の一点に尽きます。登る必要があればプロへ、地上や安全な場所から届くならDIYでの応急処置も選択肢になります。
「やってはいけない補修」を知らずに施工してしまうと、修復コストが大幅に膨らみます。これは痛いですね。
最も多いNG事例が「ラバーロック」と呼ばれる施工です。スレートや瓦の全周囲をコーキングで覆ってしまう方法で、一見すると完璧な防水に見えますが、屋根材の下に入り込んだ雨水の逃げ場がなくなり、かえって雨漏りを悪化させます。 ホームセンターでコーキング剤を購入して「念のため全部埋めた」という施工がこれに該当します。 yaneyasan(https://www.yaneyasan.net/blog/54859.html)
もう一つのNG例が「塗料の縁切り不足」です。スレート屋根を塗装する際、各屋根材の下端部分を「タスペーサー」という器具で縁切りせずに塗装すると、塗料が屋根材同士を接着してしまいます。 結果として排水不良が起き、内部から腐食が進みます。 yaneyasan(https://www.yaneyasan.net/blog/54859.html)
skroofworks(https://skroofworks.com/slate-roof/)
NG施工を避けるだけで、補修の成否は大きく変わります。
スレート屋根の縁切りやタスペーサーについて詳しく知りたい方は、以下の情報が参考になります。
タスペーサーの使い方と縁切りの必要性について詳しく解説されているページです。DIY塗装を検討している方は必ず確認してください。
DIYの屋根修理は絶対にヤメておいた方がいい7つの理由|街の屋根やさん
DIYで補修する本音の動機は「お金を節約したい」という点に集約されます。では実際に節約になるのか、冷静に考えてみましょう。
コーキング補修に必要な材料費は、プライマー込みで1,000〜2,000円程度です。対して業者に依頼した場合の同等作業は5,000〜15,000円なので、確かに差額はあります。 しかし、足場が必要な高所作業となると、足場代だけで15万〜20万円が別途発生するケースが多く、これを避けるためにDIYを選ぶのは判断として理解できます。 asahi-roof(https://asahi-roof.jp/archives/358)
問題は「失敗した場合のリスク」との比較です。DIYで施工ミスをして下地まで傷んだ場合、葺き替え工事は100万円を超えることがあります。 材料費1,000円の節約が、100万円以上の損失につながるリスクを秤にかけると、判断は変わるはずです。 skroofworks(https://skroofworks.com/slate-roof/)
節約の観点から見た現実的な戦略は次の2点です。
複数の業者から見積もりを取って比較するのが基本です。 1社だけに依頼すると相場観が掴めないため、最低2〜3社に現地調査を依頼することをおすすめします。 asahi-roof(https://asahi-roof.jp/archives/358)
スレート屋根の補修費用の相場や業者選びについて詳しく知りたい方へ。
スレート屋根の補修方法と内容別費用!出費を抑えてバッチリ直すコツ|雨漏り修理110番
スレート屋根修理の完全ガイド|症状別の直し方・費用まとめ|SK ROOF
![]()
アサヒペン 水性屋根用遮熱塗料 5L スレートブラック×24個セット DIY 塗料 補修 リフォーム 家庭用 室内 屋内 屋外 プロ仕様 人気 定番 日曜大工 メンテナンス 改修 模様替え 張り替え 塗り替え