ナイトライトをオンにすれば必ず眠りやすくなる、と思っていませんか。実は「ナイトライトをつけたまま30分以上スマホを見ると、つけない場合と睡眠の質がほぼ変わらない」という研究結果が出ています。
ナイトライトとは、スマホの画面に黄みがかったフィルターをかけ、ブルーライト(波長480ナノメートル前後の青色光)を抑える表示機能です。 AndroidではGoogle Pixel向けに「Night Light(読書灯)」としてAndroid 7.1で登場し、その後Xperiaなど多くの機種に搭載されました。 usedoor(https://usedoor.jp/howto/digital/android-smartphone/xperia-night-light-bluelight-cut/)
ブルーライトが問題とされる理由は、目の奥の網膜細胞に含まれる「メラノプシン」という物質に作用するためです。 メラノプシンはブルーライトを感知すると脳を覚醒モードにし、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制します。 つまり夜間にスマホを明るい状態で使うと、体が「まだ昼間だ」と誤認してしまうということですね。 nazology.kusuguru.co(https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/87902)
ナイトライトをオンにすると画面がオレンジ〜暖色系に変わり、この青色成分が抑えられます。 Xperia・Android標準・iPhoneのNight Shiftなど名称は機種によって異なりますが、仕組みはほぼ同じです。名前が違うだけで、機能は同じと思ってください。 usedoor(https://usedoor.jp/howto/digital/android-smartphone/xperia-night-light-bluelight-cut/)
設定方法は機種によって画面の名称が変わるので、少し迷いやすい部分があります。それでも手順は非常にシンプルです。
Androidの場合(Xperia・Pixel共通の目安)
- 「設定」→「画面設定」→「ナイトライト」の順にタップ weekly.ascii(https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/805/1805738/)
- スケジュールは「使用しない」「指定した時刻にON」「日の入りから日の出までON」の3種類から選択 weekly.ascii(https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/805/1805738/)
- 色温度スライダーを右に動かすほど暖色(オレンジ寄り)が強くなる weekly.ascii(https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/805/1805738/?r=1)
- 通知バーのアイコンからワンタップでON/OFFも可能 usedoor(https://usedoor.jp/howto/digital/android-smartphone/xperia-night-light-bluelight-cut/)
iPhoneの場合
- 「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」をタップ
- 「日の入りから日の出まで」か「カスタムスケジュール」を選択
- 「カラー温度」スライダーで暖色の強さを調整
これだけで設定は完了です。スケジュール設定が基本です。毎晩自動でオンになるように設定しておけば、し忘れる心配がなくなります。
「ナイトライトをオンにすれば安心」と考えている方が多いですが、研究結果は少し違います。意外ですね。
米ブリガムヤング大学の研究によると、iPhoneのNight Shiftを使用したグループ・オフのグループ・スマホを使わないグループの3者を比較したところ、睡眠の質に有意な差は見られなかったという結果が出ています。 研究者のチャド・ジェンセン氏は「ナイトモードをオンにしても、オフにしたグループと結果はまったく変わらなかった」と明言しています。 newsphere(https://newsphere.jp/in-form/20210512-1/)
一方、就寝1時間前にスマホをまったく使わなかったグループのみ、若干の睡眠改善が確認されました。 これは、問題の本質がブルーライトそのものより「スマホを使うことによる心理的刺激」にあることを示しています。 nazology.kusuguru.co(https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/87902)
つまりナイトライトは「目の負担を和らげる補助的な機能」として有効ですが、睡眠改善の特効薬ではないということですね。活用しつつも、使用時間そのものを意識することが必要です。
睡眠の質を本格的に改善したい場合は、スマホの設定だけでなく寝室の照明環境を見直すことも効果的です。リフォームで間接照明や調光機能付きのLEDを導入し、夜間は自動的に暖色光に切り替わる環境を作ることが根本的な対策につながります。
ナイトライトの注意点として、写真や動画を見るとき「色がおかしい」「黄色くて気持ち悪い」と感じることがあります。これは機能が正常に働いているためですが、不便に感じる場面もあります。 egaode(https://www.egaode.jp/2023/12/02/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%AE%E5%A4%9C%E9%96%93%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%99/)
具体的には以下のケースで問題が起きやすいです。
- 📸 写真の色味を確認・編集するとき(実際の色と異なって見える)
- 🎨 デザインや資料の色確認をするとき
- 📺 映画・動画を視聴するとき(画面が黄ばんで見える)
対処法は簡単です。通知バーからワンタップでナイトライトをオフにするだけです。 また、スケジュール設定を「21時〜翌7時」のように就寝前2〜3時間だけONにする設定にすれば、日中や作業時間帯に不便を感じることがなくなります。これは使えそうです。 usedoor(https://usedoor.jp/howto/digital/android-smartphone/xperia-night-light-bluelight-cut/)
色温度の強度を「弱め」に設定しておくと、色の歪みを最小限に抑えながらブルーライトカット効果も得られます。実際に使う環境に合わせて調整するのが最も賢いやり方です。 weekly.ascii(https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/805/1805738/?r=1)
ナイトライトだけが目や睡眠を守る手段ではありません。組み合わせることで効果が高まります。
① 輝度(明るさ)の手動下げ
② ダークモードの併用
③ スクリーンタイム・就寝モードの活用
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💡 リフォームとの関連ポイント:寝室の照明をスマート電球(Philips HueやSwitchBotなど)に変えると、スマホアプリと連動してスケジュール通りに部屋全体の色温度を暖色に切り替えることができます。スマホのナイトライト設定と組み合わせることで、就寝前の光環境を総合的に整えられます。リフォームのタイミングで検討する価値があります。
参考情報:スマホのナイトモードが睡眠の質向上に効果ゼロという研究(Sleep Health誌掲載)
スマホの「ナイトモード」は睡眠の質向上に効果ゼロ – ナゾロジー
スマホのブルーライトとメラトニンの関係について医学的解説
XperiaのナイトライトON/OFF設定手順
Xperiaナイトライトの使い方 – usedoor