ONUを「工事業者に任せた場所のまま」にしておくと、宅内の通信速度が最大で半分以下に落ちることがあります。

ONUは「光回線終端装置」と呼ばれ、光ファイバーのデジタル信号を家庭内で使えるLAN信号に変換する機器です。つまり、家全体のインターネット通信の起点になります。
設置場所が悪いと、Wi-Fi電波の到達距離が短くなり、部屋の端では実測速度が10〜20Mbpsまで下がることがあります。光回線の契約速度が1Gbpsでも、ONU周辺でしか恩恵が得られない状態です。これは深刻な損失です。
2階建て戸建てで1階の玄関脇にONUを設置した場合、2階の寝室やリモートワーク部屋では電波が届きにくくなります。リフォームのタイミングでLAN配線や設置場所を見直すことが、快適なネット環境への近道です。
参考リンク:ONU設置場所の選び方と速度に関する解説(NTTドコモSSW)
「ONUは光コンセントの近く=玄関か1階の隅」という思い込みが多いですが、それが通信品質を下げている原因になるケースがあります。結論は「使う場所の近く」が原則です。
1階と2階のどちらにONUを置くべきかは、「主に使う部屋がどこか」で決まります。 迷ったときは家の中心・階段ホール付近が全フロアに電波を届けやすい場所として多くの専門家が推奨しています。 hikari-select(https://hikari-select.jp/nuro-installation-router/)
設置場所を間違えると、毎月支払っている光回線料金(月5,000〜7,000円程度)が丸々もったいなくなります。以下のNG設置場所は知っておくと損を防げます。
参考リンク:設置場所による電波の違いと高さの目安
光回線のONUやモデムの最適な置き場所とネット接続・Wi-Fi環境への影響
リフォーム工事では壁や床を開ける機会が増えるため、同時にLAN配線(有線)を各部屋に通すチャンスでもあります。これは普段の生活では費用対効果が低い工事ですが、リフォームのタイミングなら追加費用を大幅に抑えられます。
各部屋にLANポートを設置してONUから有線で引けば、Wi-Fiに頼らず1Gbps近い安定した速度を確保できます。テレワーク部屋や子ども部屋のゲーム環境など、速度を確実に使いたい場所に有線は欠かせません。つまり有線が最強の選択肢です。
配線工事の目安費用は1部屋あたり1〜3万円程度です。 リフォーム業者に依頼する際は「情報コンセントの設置」として電気工事と同時に見積もりを取ると、工事費を抑えやすくなります。工事のついでに確認することが大切です。 sumica.eonet(https://sumica.eonet.jp/myhome/kodate-router-space/)
参考リンク:新築・リフォーム時のルーター・ONU配線計画の考え方
新築戸建てにおすすめの回線は?Wi-Fi導入のポイントや注意点
「設置場所を変えただけで速度が3倍になった」という事例は珍しくありません。これが基本です。以下は実際によくある設置前後の変化です。
| 設置場所 | Wi-Fi実測速度(目安) | 問題点 |
|---|---|---|
| 玄関脇の棚の中(床から20cm) | 10〜30Mbps | 金属棚・低い位置・端部屋 |
| リビング中心・床から1.2m | 200〜500Mbps | ほぼなし |
| 2階廊下(階段ホール)・壁掛け | 150〜400Mbps | 1階端部屋はやや弱め |
数字で見ると差は明らかです。 場所を変えるだけで月額料金はそのままに通信品質が大幅に向上します。これは使えそうです。 hikarikaisen.conohawing(https://hikarikaisen.conohawing.com/modem-placement/)
ONUを移動させる場合、光コンセントの位置が制約になります。光コンセントは工事で壁に埋め込まれるため、そこから離れた場所にONUを置くにはLAN延長か「メディアコンバーター」を使う方法があります。また、光コンセントの位置そのものをリフォーム時に変更することも可能です。 t-com.ne(https://www.t-com.ne.jp/media/archive/hikari-location/)
設置場所の変更を検討している場合は、回線事業者(NTT、NURO等)のサポートへ事前確認することで、工事範囲と費用の見積もりが無料で取れる場合があります。まず問い合わせるのが条件です。
以下に出力します。